第89回選抜高校野球大会が19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式には今大会の最長ブランクとなる48年ぶり、2度目の出場となる愛媛県の帝京第五高校が登場。穏やかな日差しが降り注ぐ中、堂々とした入場行進をみせた。
午前9時から行われた開会式には32校が参加した。入場行進で、帝京第五ナインは出場校中8番目に登場し、4万4000人の大観衆の前で元気よく腕を振って歩いた。スタンドからは保護者やOBらが大きな拍手を送っていた。
大会は休養日を含め12日間。帝京第五高は大会第4日第3試合(22日午後2時開始予定)で、昨夏に全国制覇し、昨秋の関東大会でも優勝した栃木県の作新学院と対戦する。